「ここに置いてある、これ何」 それは、棚の上にずっと置いていた黒い財布だった。 はじめて小野を泊めた時から、ここにあることは分かっていた。中にお金が入っていることも。 でも敢えて俺は置きっぱなしにしておいたのだ。 「これ、律の物じゃないよね」 …
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